古材の素晴らしさ極上日記 スタッフBlog

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月別アーカイブ: 2014年12月

地区120年以上で蔵の入り口が5カ所ある古民家です

関東在住の息子さんからメールがあり実家の古民家を見てほしいとのことでした。

現地へ行きますと門がありその門には立派な塀が200m以上続いていました。

門からかなり奥に母屋がありました。玄関廻りの作りはかなり変わった作りで、お話ですと

中国の造りを取り入れているそうです。

室内に上がると目についたのが一風変わったランマが目につきました。

P1130508

日本ではあまり見かけない意匠です。また、和室の天井板も変わっています。節を強調した仕上げの

板材です。

P1130510

これらも中国系のものらしいです。

母屋と渡り廊下でつながっている土蔵へ行きました。なんと蔵の入り口が4カ所並んでおり、

その奥にもう1か所格式の高い蔵の入り口がありました。お母さんお話ですと、コメの保管が主で

一部には樽類の貯蔵にも利用されていたらしいです。

最も奥の蔵の入り口の扉と蔵戸です。

P1130551

P1130550

もうあきれるくらいに立派でした。

母屋、蔵のある広大な敷地の中にお母さんが一人で暮らされているので、いずれは更地にしたいとのことでした。

そのなかで古材として再利用できるものがないか見てほしいとのご希望です。

今後色々ご相談に応じてゆきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

砺波の枠の内が3年越しに黒部へ移築し蘇りました

枠の内を新築住宅に使いたいというご依頼を受けてから半年ぐらいかけて

やりとりして昨年の年末に枠の内を富山の元請けである建築屋さんへ

搬入しました。

その住宅が完成して完成見学会にご招待いただきました。

その際に是非持ち主であった方にも見て頂きたいとのご希望があり

問合せをしたところその方もぜひ見たいとのことでした。

そのご対面の写真が次のものです。(失礼ながら顔はぼかしてあります)

P1130708-2

双方とも意気投合でした。

この枠の内はおおよそ100年程度経過していますが、この家で新たに息づくことになります。

このように古民家が再生できなくてもその一部が再利用されていくことが大切であり、昔は

古材の再利用が当たり前でした。

今後もこのような形で富山の古民家や古材が生き続けていけばよいと思います。

 

 

 

 

 

 

古民家を単に解体したくない

お客様からの電話で、3日後に解体する予定の古民家で再利用できるものがないか

見てほしいとの依頼がありました。

通常は解体が決まっている状態では古材の鑑定や買取は行っていませんが、

単に解体してすべて廃材にするのは忍びないとの強い訴えがあり現地確認することにしました。

P1130856

築年数はわからないとのことでしたが、亡くなったご主人が4代目ぐらいとのことでしたので、

100年近く経過していると思われます。

2.5間の枠の内で梁、差し鴨居はけやきでしっかりした作りです。

空き家になって10数年経過したが、ご主人がいづれは古民家再生したいとのご希望があったとのこと。

P1130859

建具関係もまだまだ使える状態で落ち着きますね。

奥さんとしては主人の思いや自分も気に入っていてすべて廃材にせず、使えるものは使ってほしいとのことでした。

解体業者が決まっている段階では、こちらの思い通りにはいかないと説明しました。

それならば話によっては今の業者を断ってもよいから検討してほしいと強い思いを感じました。

自分としても何とかしたいと思い、先方とも折衝すると伝え今後の対応を検討したいと思っています。

奥さんの熱い思いが結果的にいい方向で行けばよいと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古民家の新しい耐震診断 早稲田式動的耐震性能診断

耐震診断の主流は在来工法向けで壁量主体の診断です。

伝統工法の古民家はその壁量が在来と比較してかなり少ない作りとなっています。

古民家は総持ちで家全体の構成で耐震ではなく免震構造といわれています。

その特性を加味した耐震診断が早稲田式動的耐震性能診断です。

今回その診断士向けの実技講習として開催されました。

診断した古民家は昨年「古民家鑑定」させて頂いたところで、施主も当初から診断を検討されていました。

P1130867

今回の講習は建築士、建築関係の方も参加して頂きました。

開催に当たり主催の富山県古民家再生協会代表理事から挨拶させて頂きました。

その後講師の伝統工法耐震評価機構主任講師から概要説明をして頂きました。

P1130868

耐震診断に使用する機材は下記のものです。

P1130870

地面と家の揺れを測定する機材です。揺れを測定するセンサーはアメリカのNASAが開発した

ものでかなり高価なものです。

まず地面用のセンサーの設置です。

P1130871

そして家の中心で2階の小屋裏に家用のセンサーを設置します。

P1130873

いよいよ測定となります。その測定状況を波形を見ながら説明しているところです。

P1130874

4分の測定を5回繰り返して測定完了です。波形の状況から典型的な伝統工法の波形で

測定値からは安全の範囲に入っているとのこと。速報ではありますが施主の方も安心されていました。

後日診断書で詳細に説明する予定です。

伝統工法の古民家に在来工法の診断に基づいた耐震改修することは、免震構造をことごとくなくすことになります。

古民家の良さを生かしながら耐震改修する為にはぜひこの動的耐震性能診断をご検討ください。

そして古民家鑑定士や伝統再築士と協力しながら古民家を長く安心して使えるように、そして次世代に繋げるように

したいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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